菊地功司教、東京大司教に任命される
10月25日、使徒座から東京大司教の任命について発表がありました。
フランシスコ教皇は、東京大司教ペトロ岡田武夫大司教より提出されていた教会法401条第1項に基づく定年による辞職願を受理し、現在新潟教区長であるタルチシオ菊地功司教(神言会)を東京大司教に任命しました。東京大司教区着座は12月16日に決定しました。なお、菊地司教は東京大司教に着座されるまで、新潟教区において司教職を続けてくださいます。
菊地司教は「司教の日記」というブログに次のようなメッセージを書いておられます。
東京は信徒数から言えば9万人を超えて、日本で一番大きな教区です。わたしは東京に住んだことも、そこで働いたこともありません。まったく何をどうしたらよいのか見当もつかない中での任命で、教皇大使から内示を受けてからのこの数日、そして今でも、大きな困惑のうちにおります。どうぞ務めを忠実に、より良く果たすことができるように、みなさまのお祈りをお願いいたします。
またこれまで13年間、司教として育ててくださった新潟教区の皆さんには、心から感謝申し上げます。
同じブログには、今回の任命にあたって、新潟教区の皆さんに向けた挨拶のビデオもあります。その中で、8分以上にわたってお話しくださっています。インターネットの環境のある皆さんは、どうぞご覧ください。
http://bishopkikuchi.cocolog-nifty.com/diary/2017/10/post-3e6b.html
なお、岡田武夫大司教のさいたま教区管理者の任務は、さいたま教区司教の任命・就任まで継続します。
菊地司教のために、そして日本の司教団のために祈りましょう。また空位となる新潟教区長も、神様が早くお与えくださいますように祈りましょう。
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