★カトリック信者にとっての年末年始 しばらく更新の間隔が空いてしまいました。大変申し訳ございません。 誰もが知ってのとおり、私たちの主イエス・キリストはいわゆるクリスマスに聖母マリアからお産まれになりました。 この前日・クリスマスイヴの夜には信徒であるなしにかかわらず大勢の皆さんが、リフォームを終えてすばらしい装いとなった山形教会に集まって「主の降誕・夜半のミサ」が盛大に執り行なわれました。そもそも「クリスマス」の語源はChrist's mass=キリストのミサ、この時に執り行なわれるミサのことなのです。 カトリック信徒にとって、主の降誕の祝日は、また新たな一年の始まりを意味します。それ以降、一月にはイエスが洗礼者ヨハネから洗礼を受けたことを記念する「主の洗礼」、3月には「灰の水曜日」を経てイエスが十字架へと向かう「四旬節」に入ります。そして4月には十字架上で処刑されたイエスが復活したことを祝う「復活の主日」、6月には復活したイエスが弟子たちの前に現れたのちに天に昇られる「主の昇天」をその時々のミサで記念し、また11月にはイエスの降誕を待ち望む「待降節」へと至るのです。 昨年を振り返ると国々の紛争は絶えず、経済状況もいまだ不安定、国内でも政治・経済とも不安定な一年でした。昨夏は猛暑・水害、今冬は寒波・大雪と異常気象も続いていますが、今年は少しでも平安になるようにイエス様が我々を見守り導いてくださいますように…。 |