日本の司教団が「いのちへのまなざし」というメッセージを2001年に出してから16年経った今年、その「増補新版」が出されました。その理由は、「初版が発行されてからの十数年を振り返ってみると、いのちへの神のまなざしが、わたしたち一人ひとりのまなざしとなるという状況とは程遠い出来事が続いて」いるからです(「増補新版のための前書き」より)。
 このことについてわたしたちの理解を深め、祈り、それを生活に生かしていくために、今年11月12日に新庄教会で開かれる山形地区大会のテーマを「いのちへのまなざしを生きるために」と設定しました。そして講師として、「増補新版」の作成に関わられた幸田和生司教様に来ていただきます。わたしたち一人ひとりのなまざしが、神様のまなざしに近づいていくことができますように、共に祈っていきたいと思います。

                             主任司祭 千原通明

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山形地区大会に向けて
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