そんな彼女の言葉に「どれだけ多くのことをやったか、ではなく、どれだけの愛を一つの行いに注いだかが大切なのです」があります。自分の目の前にいる人、一人ひとりをどれだけ大切にしたかがうかがわれます。
9月5日は彼女の命日。帰天されてから丸18年が経ちます。
わたしたちも、これから新潟教区の信徒大会という大きな行事を控えています。たくさんしなければならない一つひとつのことに、一人ひとりを大切にするに心と祈りを込めて行っていきたいと思います。
司祭 千 原 通 明
インドのコルカタ(旧称カルカッタ)を中心に世界中の貧しい人々のために尽くしたマザー・テレサ(1910-1997)に、生前2度お目にかかる機会がありました(1986年と1995年にいずれもマニラにて)。
握手した手の、ふっくらして、とても柔らかったことを今でもよく覚えています。
マザーは、気の利いた冗談が得意で、周りを笑顔にするのがとても上手でした。